Summerフレーズ

日本の「暑さ」を説明したいとき、湿気でムシムシした感じや肌にベタベタまとわりつく感じを上手に表現したいですよね。そんなニュアンスを表すのによく使われる単語を紹介していきます。

1. humid

まず、湿度が高い日本の夏を表現するのにピッタリな単語が "humid" です。「湿気の多い」という意味ですが、梅雨の時期や夏のジメジメ暑苦しい満員電車の中などでは "hot and humid" という表現もできます。

2. muggy

こちらも "humid" と同じように生暖かくて湿度がひどいといった不快指数が高い場合によく使われます。 "It was so muggy last night, wasn't it?(昨日の夜はすごく蒸し暑かったね)" なんていう表現が日々の会話で活躍しそうですね。

3. sticky

肌に湿気がべったりとまとわりつく感じを表すのに最適な単語がこの "sticky" です。 "stick" はもともと「はりつける」という意味の動詞で、その形容詞の "sticky" は「ベトベトする」という粘着質な感じを表します。

日本語の「シール」や「もち米」がそれぞれ英語で "sticker"、 "sticky rice" と呼ばれることからも、ベトベトくっつく感じが想像できますよね。

4. uncomfortable

ひと言でシンプルに伝わるのが、この "uncomfortable" 。他にも、暑かったり湿気が高いだけではなく「不快だ」という気持ちを表したいのなら "hot and uncomfortable" という表現もできますし、 "uncomfortably humid" なんて言うこともあります。

「うだるように暑い」ってなんて言う?夏の暑さを表す英単語

梅雨が明けて夏に突入すると「ジメジメして蒸し暑い」から「ジリジリ焼けるように暑い」へと、暑さの種類もだんだん変わってきますよね。そんな夏本番の暑さを的確に表せる英語表現を見ていきましょう。

5. sweltering

「うだるように暑い」を表す場合には "sweltering" がよく使われます。「うだるような暑さ」という意味の名詞 "swelter" が形容詞になったのが "sweltering" で、 "It was a sweltering day.(今日はうだるような暑さだったね)" と言えば「不快なほどの暑さ」を表すことができます。

6. boiling hot

「うだるように暑い」は "sweltering" 以外に "boiling hot" もよく使われます。「沸騰している」以外にも「焼けつくような」という意味もあり、 "It's boiling hot today." もしくは "I'm boiling." のように表現します。

7. scorching hot

「焦げるように暑い」を表すのにピッタリなのが "scorching(焼き焦がすような)" を使った表現です。ニュアンス的には "extremely hot" と同じで、 "It's scorching hot outside.(外は焼けるように暑いよ)" のように使われます。

8. sizzling hot

"sizzle" とは、鉄板でお肉を焼いたときの「ジュージュー」といった音のこと。そこから "sizzling hot" は、焼けるようなジリジリとした暑さを表現する場合に使われます。 "It's sizzling hot out there!(外はジリジリ焼けるように暑いよ)" で、肌が日焼けで痛くなるような暑さが伝わってきますね。

9. melting hot

あまりにも暑いと「暑くて溶けそう」と言ったりしますよね。英語でも "melt(溶ける)" を使った "melting hot" という表現があり「溶けるように暑い」を表します。

「梅雨明け」はなんて言う?梅雨特有の英語表現

 

そもそも「梅雨」とは、梅の実が熟すのがこの時期であることに由来するという説もありますが、英語で「梅雨」はどんなふうに表現すればいいのでしょうか? また、この時期になるとニュースでよく耳にする「梅雨入り」「梅雨明け」や、髪が湿気で広がったり、ジメジメで食中毒が気になったりと、梅雨の時期ならではの英語表現も覚えておきましょう。

10. The rainy season has started / ended in Osaka.
大阪が梅雨入り / 梅雨明けしました

一般的に「梅雨」は "rainy season(雨の多い季節)" と表わされます。また、日本語ではシーズンに「入る・明ける」という言い方をしますが、英語ではシンプルに "start / end" で表現することができます。

11. My hair is frizzy.
髪が(湿気で)広がっています

12. My skin gets oily in the rainy season.
肌がベタつきます

"frizz" とはもともと「(髪を)ちぢれさせる」という意味で、チリチリの細かいウェーブがかかった髪を "frizzy hair" と呼ぶこともありますが、湿気などでぼわっとまとまらなくなった髪も "frizzy" で表すことができます。

13. The room is a bit damp.
部屋が少し湿気ています

14. The whole house smells mouldy.
家全体がカビ臭いです

"damp(じっとり湿っている)" も梅雨の時期に使える単語です。水分を吸ってじっとりしているものを表現する場合に使われます。

また、梅雨の時期に発生しやすい「カビ」は英語で "mould" と言いますが、「カビが生えた」や「カビっぽい」を表す "mouldy" も使いやすい単語です。 "get mouldy" で「カビが生える」と表すことができます。(注: "mould" はイギリス英語。アメリカ英語では "mold" と表記されます)

15. I got food poisoning from eating salad.
サラダを食べて食中毒になりました

梅雨の時期に気をつけたい「食中毒」は英語で "food poisoning" と言います。

"from" の後に原因となった食べ物を入れて言うこともできますし、 "I got food poisoning from this restaurant." のように、どこで食中毒になったのかという「場所」を付け加えることもできます。

その他の夏特有の英語表現

 

夏と言えば「暑さ」にまつわる表現が増えがちですが、「汗だくです」や「夏バテしています」なんていう夏特有の英語表現もサラッと言えるようになりたいですね。夏に起こりがちな「熱中症」や「熱射病」などの英語表現も知っておけば、いざという時に役に立つかもしれません。

16. I'm drenched in sweat.
17. I'm all sweaty.
汗だくです

"drench" には「〜をびしょぬれにする」という意味があり、 "I'm drenched" で「びしょぬれにさせられる=びしょぬれになる」と表現できます。これはジムで汗をダラダラ流しているような、かなりの汗だく具合を表します。なお、「汗」を表す "sweat" に "-y" をつけた "sweaty" でも、汗をたくさんかいている様子が伝わりますよ。

18. I'm suffering from summer/heat fatigue.
19. I'm tired/exhausted from the summer heat.
夏バテしています

残念ながら「夏バテ」を直訳できる英単語はありません。そこで "fatigue(極度の疲労)" を使えば、近いニュアンスを表現することができます。夏バテは暑さ(熱)が原因で起こりますので、 "heat" というキーワードを使うと、相手により伝わりやすくなるでしょう。

20. He's suffering from heatstroke/heat-related illness.
彼は熱射病 / 熱中症になっています

熱中症とは「暑さが原因で引き起こされる」症状を指すので "heat-related" と表現され、その中でも特に重症な熱射病は "heatstroke" と呼ばれます。比較的軽いものは "heat exhaustion(熱による極度の疲労)" と言うこともできます。

21. The best way to beat the heat is to stay hydrated.
夏の暑さにやられないようにするには水分補給をしておくのが一番です

一見、英語にするのが難しそうな「水分補給をする」も、 "hydrate" という単語で解決。夏や運動をする際によく使われる "stay hydrated" は、体内に十分な水分量を保った状態でいるという意味になります。ちなみに反対語の「脱水症状の状態」は "dehydrated" です。

さいごに

今回は夏に使える様々な英語表現を紹介しましたが、こういった天気や季節にまつわる表現はたくさん知っておいて損はしません

海外の人は、たとえ見知らぬ人とでもちょっとした小話をするのがとても上手です。そうではない人ももちろんいますが、知らない人と会話をスタートさせるには天気の話が一番簡単なのです。当たり障りのない内容でも "Another sweltering day!" と話しかけてみると、そこから会話が生まれるなんていうこともよくありますよ。

この夏はボキャブラリーを増やして、積極的に自分から話しかけてみませんか。